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2018-05-25

特別なリンゴ品種を用いたシードルリー デュ ヴュルカンのフラッグシップが柔と剛の2タイプで登場!

当社のラインナップの中で、いつも手薄なスパークリングワインのコーナーで、もはや不動のエースとなりつつあるのが、スイスでジャック ペリタズが手がけるシードルリー デュ ヴュルカンのシードルたち。

ブドウとリンゴ(や洋梨)という果実のジャンルを超えて、泡立ち、爽快さ、奥行き、バランスなどで飲む人をあっと驚かし続けているシードルです。

このシードルを生み出すスイスでは、リンゴのお酒というとスティル(発泡性無)タイプがほぼ100%で、スパークリングタイプのシードルは、スイス出身の方にも驚かれると言います。そして、その味わいの美味しさにびっくりして頂けるとも。

そんなシードルリー デュ ヴュルカンのフラッグシップとなるキュヴェを2種類リリース致します!

まずは、プルミエ エモワ(最初の感情)と名付けられたシードルです。このキュヴェは、はじめてフランスの試飲会でジャックに出会った際に、文字通り「心奪われた」キュヴェ。

Cidrerie du Vulcain

実は、ジャックがシードル造りを始めたきっかけは、散策している時に頭上から落ちてきたひとつのリンゴ。そのリンゴが、今や忘れさられようとしていた古い品種で、この生物学的にも文化的にも重要な種を後世にも伝えて行きたいという想いが、彼をシードル造りに駆り立てました。その時沸き上がってきた様々な感情を込めたフラグシップ キュヴェがこのプルミエ エモワなのです。

用いられている品種は、ボンアプフェル、ポム レザン、ボスコップ、エンギスホーファーで、どれも樹齢が古く、樹が高く育ったものばかりです。凝縮した果実味がありながらもみずみずしさと繊細な余韻も楽しめ、すりおろしたリンゴそのもののようないきいきとした風味が広がります。甘みもベトついたものでなくしなやかさがあり、飲み飽きのこない奥行きがあります。そもそもシードルにここまでの複雑で重層的な表現ができるということに多くの方に驚いて頂けるのではと思います。

そして、孤高のフラッグシップとして君臨していたプルミエ エモワと双璧をなす新たなキュヴェが誕生しました。

その名もア プロポ デエール

Cidrerie du Vulcain

実はこのシードル、ニューヨークのとあるレストランからのリクエストからプロジェクトがスタートしました。ジャックのシードルを扱っていたというこのレストランが、その特別な顧客向けによりハイエンドなキュヴェを造って欲しいと希望したと言います。

そこでジャックが目をつけたのは、スイス東部に生育するトビエシュラーというリンゴ品種。もともと原種に近い古い品種を多く用いるジャックですが、トビエシュラーという品種はなかでも特別な品種で、希少性もさることながらそのスパイシーさと蜂蜜のような風味が魅力だと言います。この品種を70%用い、ボスコップとボンアプフエルを加えることで酸とミネラルとタンニン分を補っています。

気になる味わいですが、重層的な複雑さを持つプルミエ エモワに対して、より繊細でしなやかな品の良さが印象的です。シャキシャキとしたリンゴを思わせるフレッシュでシャープな果実味に綺麗な酸、塩っぽさを感じるミネラル感が加わります。

飛躍した例ですが、アレクサンドル バンのワインで例えるとプルミエ エモワマドモワゼル M、ア プロポ デエールエル ダンジュという印象。ベクトルは異なりますが、どちらもかなり高いテンションです。

どちらも泡立ちや安定感的にもグラスもちも良いのでグラスワインとしても最適です!ぜひお試し頂きたいと思います。

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『2018年5月25日現在の在庫状況』 *記載のあるワインは在庫あり

☆ シードル プルミエ エモワ 2016(ドゥー)
☆ シードル ア プロポ デエール 2016(ドゥミ セック)
☆ シードル ロウ ボス コップ 2016(セック)
☆ ポワレ 2014(ドゥミ セック)

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