今年は豊作!?のジャンボンを応援しよう!ユンヌ トランシュにクリュ ボジョレー2種が登場!!
常に一切の妥協がなくハイリスク・ハイリターンのワイン造りに取り組み、そのワインのリリースはおよそ4年に1度のオリンピック並という孤高のアーティスト、フィリップ ジャンボン。
よくお客様に「どうやって生活しているの?」と聞かれますが… 実際彼のもとを訪問しつつ彼ら家族の暮らしを想像すると、その度に胸がしめつけられます。
「来年こそはブドウが取れるよ!」と楽観的なフィリップに、「あなた毎年そう言ってるわね」とちょっぴりあきれつつも微笑みながら話す妻のカトリーヌ。
ワイン造りでの収入には限界がありますから、カトリーヌも働きにでますし、最近は彼らの長女も(すっかり大きくなって)働きにでているようでした。
そう、まさにフィリップ ジャンボンの手がける偉大なワインは、家族が一丸となって支えることによって成り立っています。
そんなジャンボン ファミリーを支えるもうひとつの柱が、フィリップが信頼できるワイン生産者のワインからセレクトしたフィリップ ジャンボン セレクションのユンヌ トランシュ シリーズ。このシリーズは、ボジョレーを中心としたいまだ無名な造り手たちをフィリップ ジャンボンが発掘し
- ビオ栽培のブドウ
- 自然酵母による発酵
- 亜硫酸添加も最小限
のワインだけをフィリップが選び、ワイン造りのみならず、販路開拓などに苦労する彼らをフィリップがサポート。それをフィリップ ジャンボン セレクションとして、フィリップ ジャンボンが販売するというコンセプトワインです。
と同時に、フィリップにとっても幾ばくかの収入が得られる(当初はサポートのため殆どマージンを取ってなかったと言います…)このワインの販売は、いわば彼の『生命維持装置』ともなっています。
さて、そんなフィリップ ジャンボンですが、最新のニュースによると今年の2017年は、自身の畑からある程度の量のブドウが得られたとのこと!!!!!
もちろん、自身の畑のワインに関しては、じっくり何年もかけて育て上げるフィリップ ジャンボンですから、今年のワインが瓶詰めされるのは当分先のことになります。それまでの期間、しっかりと生命維持してもらはなくてはなので、このユンヌ トランシュ シリーズで、ぜひ皆様もサポートをお願いします!
もちろん自社畑のワイン入荷のあかつきにはユンヌ トランシュ シリーズを応援してくださったお客様に優先的にご案内致します!
ということで、今回のリリースは下記の2種類
● ユンヌ トランシュ シャルマントゥ – モルゴン 2014
● ユンヌ トランシュ メイド イン シェナ – シェナ 2014
シャルマントゥ=ラブリーと名付けられたユンヌ トランシュ シャルマントゥは、モルゴンのアペラシオンから。モルゴンは1100haにも及ぶ広大なクリュで、この地で生まれるワインが見せる表情は、本当に多様だと言います。
このシャルマントゥを手がけるのは、ボジョレーの地で7世代にわたってブドウ栽培を継承してきたというマルセル グリエという造り手。所有する畑はモルゴンを中心に4haほどで、なかでもレニエに隣接するレ シャルムという区画に2haの畑を有し、この区画のブドウからシャルマントゥは造られます。
ブドウはもちろんビオロジック及びビオディナミの手法で栽培され、自然酵母による発酵、木樽での熟成を経て瓶詰めされます。軽く濾過(ろか)をする点と、熟成中に少量の亜硫酸を添加(最終的にワインの総亜硫酸は8mg/l)しますが、「ブドウ=ワイン」というコンセプトをピュア表現したナチュラルなワインに仕上がっています。
味わいは、その名の通り非常にエレガントでしなやかな女性的な印象。赤系果実の華やかな香りと、優しいタッチの果実味のバランスが心地よく、余韻にほのかに感じるカシスやチョコレートのような香ばしさと鉄っぽさのあるミネラル感が、モルゴンのアペラシオンを素直に表現しているように感じます。大人っぽくておしとやかななイメージのモルゴンです。ワインとしてのトータルバランスも良く、2日目もそのしなやかさを失わずにチャーミングな表情を見せてくれます。
続いてのユンヌ トランシュ メイド イン シェナとストレートなキュヴェ名が付けられているワインは、代々ブドウ栽培を手がけていた家系に生まれ、自然派ワイン造りに取組むべく2014年に独立したドメーヌ ルイ ダミアン ブシャクールの手によるものです。
人と自然との共生や関わりをワインに反映させるをコンセプトにワイン造りに取組むルイ ダミアン。ビオロジックによる栽培を採用し、自然酵母による発酵、1ヶ月におよぶ長めのマセラシオン、木樽での熟成を経て亜硫酸無添加で瓶詰めされます。
カシスなどの黒系果実や黒糖を思わせる深く力強い香りが特徴で、スパイスのニュアンスも感じられる落ち着きのあるフレーバー。香ばしさのある果実味やしっかりとした骨格もありつつも余韻にはほのかな甘さを感じるのが特徴。抜栓直後はやや控えめな風味や若干の還元もありますが、少し時間を置いてあげることで、ぐぐっと開いてきます。ジャンボン曰く、酸化にも強く、翌日もまた違ったアロマが楽しめるワインとのことで、一気に飲まずに取っておくか、2本同時にあけて欲しいとのこと。実際2日目の様子を確認してみたところ、黒糖っぽさが、よりなめらかで艶っぽい果実の風味にとってかわり、エキゾチックな味わいになっていました。
どちらのキュヴェもクリュ ボジョレーのテロワールがピュアに表現されたワインたちです!ぜひお試し下さい!
☆生産者の紹介はこちら
★生産者の各画像ダウンロードはこちら
*当該生産者のワイン(当社輸入分)をお取扱いのお客様でプロモーションを目的とした場合に限り、各種画像をご利用頂けます。
『2017年12月11日現在の在庫状況』 *記載のあるワインは在庫あり
● ユンヌ トランシュ シャルマントゥ – モルゴン 2014
● ユンヌ トランシュ メイド イン シェナ – シェナ 2014
● ユンヌ トランシュ フィーヌ(1) NV13 *エチケットにI(1)の表記はありません
● ユンヌ トランシュ フィーヌ II(2) NV13 【少量】
● ラ トランシュ ル ルトゥール NV11 マグナム 1500ml