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2017-06-02

フィリップ ジャンボンによる斬新な新酒の解釈!ユンヌ トランシュ ヌーヴェル!

Philippe Jambon

フィリップ ジャンボンによる斬新な新酒の解釈!ユンヌ トランシュ ヌーヴェルの新ヴィンテージです!

当社でお付き合いのある造り手のなかでもエースの中のエースと言えるのが、フィリップ ジャンボンです。

ハイリスク・ハイリターンな選択肢のみを選び続け、一切の妥協を排する彼ですが、近年の不安定かつ極端化した気候の影響で、ほとんどの収穫量を失う年が続いています。

その状況で開き直った彼は、数少ない自身の畑のブドウから造られたワインを長期熟成させ、そのポテンシャルが開花するまで、しっかりと待ち続けています。

そのため、自身のワインのリリースが4年に1度なんてことも珍しくないくらいの、さながらオリンピックのようなペースでのリリースとなっています。

そんな状況では、当然生活も困窮。厳しい日々が続いていますが、従来より取り組んでいた若手自然派生産者の応援プロジェクトであるユンヌ トランシュ シリーズを拡大することで、何とか生き延びています。

そう、まさに生命維持装置のような位置づけとなったユンヌ トランシュ シリーズ。

このユンヌ トランシュ シリーズは、フィリップ ジャンボンを慕う若手や新たにビオに挑戦する生産者をフィリップ自身が応援するというスタイルで展開するシリーズで、フィリップ ジャンボンによる厳選ワインたちのこと。当然ながら経験豊富なフィリップ本人のアドバイスをしっかり受け止めたワインたちなので、味わいは折り紙つきです。

今回到着したのは、ユンヌ トランシュ ヌーヴェル新ヴィンテージ!

ユンヌ トランシュ ヌーヴェルとは、直訳すると「新しいハム一枚」という意味で、このヌーヴェル=新しいが、このワインのコンセプトを表しています。それは、いわゆる「新酒」のこと!

とは言え、フィリップ ジャンボンの新酒の解釈は、ぶっとんでいます。

「どんなワインに育つかは、ワインだけが知っている。ある日ある時までに決まった味わいのワインを造ることはできないよ。」

が信条のフィリップ ジャンボン。新酒といえど、解禁日に間に合わせるという発想はありません。今回リリースの2015年(注:ヴィンテージ表記なし)も2016年3月に瓶詰めと通常のワインとほぼかわらないペース。

あくまで、超長期熟成が基本のフィリップ ジャンボンにとっては、新酒ということなのだと思います。

このワインを手がけるのは、レニエを中心に2haほどを所有し、古くからビオロジックによる栽培を続けるジェラール ベレイ。今回フィリップ ジャンボンとのコラボレーションのもと、彼の手によってフィリップなりの解釈の新酒を造ってくれています。

気になる味わいですが、しっかりと詰まった黒系果実の風味がまず感じられ、果実味と香ばしさ、細やかなタンニンなど密度のある味わい。余韻に感じる酸も鮮やかながら、ガメイの魅力が凝縮されたカジュアルな飲み心地です。

年の影響か、今回は入荷量が少なめです。ぜひお早めにお試し下さいませ!

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『2017年6月2日現在の在庫状況』 *記載のあるワインは在庫あり 

● VDF ユンヌ トランシュ ヌーヴェル NV15
● VDF ユンヌ トランシュ ヌーヴェル NV15 マグナム 1500ml
● VDF ユンヌ トランシュ フィーヌ NV13 【やや少】
● VDF ラ トランシュ ル ルトゥール NV11 【僅少】

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