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Les Grandes Vignes / レ グランド ヴィーニュ

「17世紀より代々この土地を受け継ぎ、ワイン造りに全力で取り組んできたヴァイラン家のよるカリテプリなナチュラルワイン」

17世紀から代々土地を引き継いできた現当主のジャン=フランソワ・ヴァイランは、ワイン造りにのみ全神経を集中させる生粋のヴィニュロン。シュナン・ブラン、シャルドネ、ピノードニス、カベルネ・フラン、グロロー等をメインに栽培しています。
2008年からビオディナミに転換しましたが、そのきっかけになったのは同じアンジューでビオディナミの大家として君臨しているマルク・アンジェリ。彼のワインに触れる中で「よりワインの本質に触れる様なワインを造って行かなければならない。その為には葡萄をより健全にしていく必要があり、それに最も適したアプローチがビオディナミと感じた。」と語り、それから10年以上取り組んでいます。

基本的にサン・スフルで瓶詰めされていますが、その時にワインが持つエネルギーや状態、ヴィンテージに応じて、必要があれば酸化防止剤を微量であれば入れる事も厭わない柔軟な考えを持つ生産者です。

全てに対して謙虚さを失わず、日常的に飲むことが出来るクオリティを継続していくことを目指しているレ グランド ヴィーニュのワインは、優しく朗らかです。

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*当該生産者のワイン(当社輸入分)をお取扱いのお客様でプロモーションを目的とした場合に限り、各種画像をご利用頂けます。

 

Bulle Nature / ビュル ナチュール


産地:フランス ロワール地方
品種:シュナン・ブラン50%、シャルドネ20%、グロロー・グリ30%

グラスに注ぐと花梨や洋梨の様な熟れた果実の香りや、蜜の様な甘みがふわっと広がり、泡自体は強くありませんが、クリーミーでキメ細やかにプチプチと弾けます。葡萄自体のポテンシャルが高く、熟度が高いものの、ベタッとした甘さではなく、フレッシュでいきいきとした果実味と綺麗に伸びる酸味が、心地良く気軽に飲み進めさせます。
各品種の個性がそれぞれ発揮されていながら、絶妙なバランスが取れているワイン。

Bulle Nature Rose / ビュル ナチュール ロゼ


産地:フランス ロワール地方
品種:グロロー・ノワール 50%、カベルネ・フラン 50%

濃いダークチェリーを想わせる若干濁りのあるガーネット色が美しいスパークリングワイン。色合いに反してフレッシュなイチゴや、軽やかなベリーの香りが溢れてきます。とても心地良いベリー系の果実味が長くエレガントに続きます。
1本を通して美味しく飲み通せる満足度の高いワインですが、澱と接している為、とても泡が元気です。開ける時にはお気をつけください。

Pin’eau de la Loire / ピノー ド ラ ロワール


産地:フランス ロワール地方
品種:シュナン・ブラン

南国の果実のジャムに蜜が合わさった様な豊かな香りがふくらみますが、全体はあくまでもフレッシュで、ピンと芯のある風格を感じさせます。
味わいには黄色系の果実が全面にでたフルーティーさがありながら、柑橘の白い薄皮のようなほろ苦さが良いアクセントとなり、程よい酸が全体を引き締め、エレガントなシュナン・ブランに仕上がっています。
翌日以降は味わいに更にまとまりが出て来て、より深化した味わいへと変化していきます。

Anjou Blanc Varenne de Combre / アンジュ ブラン ヴァレンヌ ド コンブル


産地:フランス ロワール地方
品種:シュナン・ブラン

極々軽くプレスし、12時間置き澱を沈殿させた後、プレスしたジュースを400リットルの古樽とアンフォラで半分づつ12ヶ月熟成させ瓶詰め。フィルターもかけず、亜硫酸も無添加。
白い花系のフローラルな香りにフレッシュな檸檬やオレンジの様な魅惑的な香りが広がり、蜜の香りも湧き出てきて、複雑さが増していきます。明瞭で凛とした酸とミネラルが長い余韻を感じさせるため、大振りのグラスで時間を掛けて飲むことをお勧めします。
「冷やしめで白身魚のソテーや白身肉のグリルにクリームやチーズを使ったソースが最高だよ」とは生産者ジャン=フランソワのオススメマリアージュです。

Bonnezeaux Le Malabe / ボンヌゾー ル マラーベ


産地:フランス ロワール地方
品種:シュナン ブラン

極軽くプレスし、12時間かけて浮遊物を沈殿させ穏やかな清澄を行い、古樽でアルコール発酵を行い1年間熟成し瓶詰め
ピュアで軽やかな蜂蜜の香りとエキゾチックな南国系フルーツの香りがグラスから溢れ出て、口に含むと、艷やかで滑らかなアタックと素晴らしい丸みを感じられます。凛とした酸がスッキリとした甘さを楽しませてくれます。フォアグラ、豚肉バラの煮込み、クリームソースやブルーチーズを使った鶏肉料理。林檎を使ったデザートとも好相性の甘口ワインです。

Le P’tit Vaillant / ル プティ ヴァイラン


産地:フランス ロワール地方
品種:グロロー・ノワール 50%、カベルネ・フラン 50%

ブラックベリーやカシスの様なフレッシュな黒系果実のニュアンスに、小気味良い酸がバランスよく感じられます。多少草っぽいニュアンスも感じられますが、軽やかに仕上げられており、スルスルと飲み進められるワインになっています。
脂の少ない肉(豚、鶏、赤身の牛)のグリルや、シャルキュトリー、青カビ系チーズなどと相性が良さそうです!

Groslot Rouge / グロロー ルージュ


産地:フランス ロワール地方
品種:グロロー

50%は全房、50%は除梗。2週間マセレーションし、4ケ月の樽熟成の後、澱引きをして造られたキュヴェ。
明るいルビー色からラズベリーや野生の苺と言った赤い小粒の果実を煮詰めたような香りが零れた上に、ドライハーブ、白胡椒といったスパイス系の香りが加わり、複雑な一体感を感じられます。タンニンは感じますが、非常に細やかでスルスルと喉を通っていきます。料理と合わせても、ワイン単体でも美味しく飲むことが出来ますが、若干冷やし目の12℃程度で飲むことをオススメします。
グリルした肉、鶏肉、シャルキュトリーと素晴らしい相性を見せます。
Cabernet Breton / カベルネ ブルトン

産地:フランス ロワール地方
品種:カベルネ フラン

砂利の多い砂岩土壌で栽培された、平均樹齢60年のカベルネ フランのみで造られています。除梗した後、48時間マセレーションを行い、プレスした後に古樽に移しマロラクティック発酵。5ヶ月間熟成後、瓶詰め。
濃い赤紫色の華やかなグラスからは、カシスやブラックベリーと言った黒系果実の香りを感じられます。柔らかなタンニンに酸をきちんと感じるため、シャープでエレガントなワインに仕上がっています。

Pineau d’Aunis / ピノー ドニス


産地:フランス ロワール地方
品種:ピノー・ドニス

2週間マセレーションした後プレスし、古樽へ移した後マロラクティック発酵をさせ、3ヶ月樽で熟成させた後、瓶詰めをします。
薄く綺麗な色のワインの奥からはスパイスが香り、全体的にはラズベリーのような赤系果実のピュアでエレガントな果実感を感じられます。
タンニンは極々軽く、香りや味わいのピュアさを邪魔しないエレガントなスタイル。喉越しもスムーズで、全く引っかかりがなく、余韻も心地良く伸びていきます。