toggle

Chateau Maison Blanche

自らの理想とする栽培と醸造を目指し突き進む

ボルドーで複数のシャトーを所有するデスパーニュ・ラパン家。彼らが所有し、完全にビオでワイン造りをしているシャトーが、このシャトー メゾン ブランシュです。2001年からビオディナミ栽培に転換し、大手シャトーが闊歩する大銘醸地ボルドーの中で、ナチュラルなボルドーを造り出しています。
ロワールをはじめ、フランス各地でビオ栽培の生産者が認められていく中、超有名シャトーばかりが注目され、ナチュラルワインからは取り残されているかと思われているボルドーですが、この銘醸地でもナチュラルな生産者の息吹は立ち上がっていました。昨今の超有名シャトーとは違う、身の丈にあったワイン造りを行うシャトーは増え、ブラインドで飲めばボルドーワインとは思えない質感の液体も増えてきております。まさにボルドーの最新のクオリティとなっています。

 

Chateau Maison Blanche / シャトー メゾン ブランシュ


産地:フランス ボルドー地方
品種:メルロー70%、カベルネ フラン30%

粘土石灰質の土壌に植えられたメルローとカベルネ フランから造られた、このシャトーを代表するキュヴェ。完全に手で収穫された樹齢45年のメルローとカベルネ フランはガラスタイルで裏側を埋め尽くされたコンクリートタンクで醸造された後、フレンチオークの樽で15〜18ヶ月熟成されます。平均収穫量は約1haあたり30L/ha。
紫がかった深いルビー色から、スミレ、プラム、ブラックチェリーの濃厚な香りに、ボルドーらしい杉や鉛筆の様な木の香りが溢れます。

ブラックベリーやブルーベリーの様な酸の有る果実感に加え、石の様なミネラルとしっかりとした酸、タンニンが感じられ、立体的でありながら、口当りがとても柔らかいのが特徴。しなやかでありながら余韻も長い良質なワインです。