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「バニュルスの生ける伝説」 
ル カゾ デ マイヨール

息を飲むほどの断崖絶壁。「バニュルス」の町を見下ろし、地中海の風をまともに受ける岩盤に、へばりつくように植えられたブドウの樹。それが「ワイン界の自然遺産」とでも言うべき、ル カゾ デ マイヨールの畑です。南仏ルーション地方のスペイン国境に程近い、地中海沿いの小さな美しい町「バニュルス」。 「バニュルス シュル メール」という場所にある、アラン カステックスとパートナーのジスレーヌが所有する5haほどの畑は、町を見渡す山の中腹から頂上に位置しています。海抜0メートルから百数十メートルまでせりあがる、山というより断崖に植えられたブドウの樹。スキー場なら超上級者コースであろう急斜面を登って行くと、そこには樹齢50年以上の数品種のブドウや、中には120年のグルナッシュなどが南仏の太陽を思う存分浴びており、畑の頂上に立つと真っ青な地中海とバニュルスの町並みを望む、180度の絶景が広がります。

トゥールーズ出身のアラン カステックス氏は、小さな頃大好きな祖父が農業を営んでいた影響で、植物や自然が大好きな子供でした。しかし「農業を目指したい」というカステック氏を両親は反対。結局彼は、農機具関係の技術者となります。その後、思いがけずワイン造りに携わり、その頃出会ったパートナーのジスレーヌさんとともに、自分の理想のワイン造りをするためにバニュルスに移り住んだのが1995年。豊かな自然環境を尊重した「風味豊かなワイン」を造るため、ブドウ畑での栽培において除草剤や殺虫剤、化学肥料などを用いず、発酵に際しては自然酵母の働きのみでワインを生み出します。

「ワインは土壌だけでなく、畑の周りの環境全てで生み出される。与える影響は環境が70%で土壌は30%。」

とアラン カステックス氏は語ります。

その彼の言う環境は、暑く乾燥した気候、海からの風、強い香りを放つ野生のハーブ達の低木草、海から太古に隆起した厚い岩盤と薄い表土、急峻な斜面などワイン造りの環境としては最も過酷と言えるもの。しかしこの場所だけでしか生み出せないワインがあり、彼はそれを求めてこの場所でワイン造りを行います。

「いいワインを造るためには、ブドウ栽培はきついものになる。だからせめて畑の場所は景色がいい場所がいい。」

そう事も無げに言い放つアラン。やはり、その土地、その環境を選んだ造り手こそがワインの味わいを決める100%に違いないとル カゾ デ マイヨールのワインは教えてくれます。